ゴダールの決別

原題:
Hélas pour moi (嗚呼、わが悲しみよ)
年度:
1993
製作国:
フランス/スイス
配給:
コムストック
監督:
ジャン・リュック・ゴダール

キャスト:
ジェラール・ドパルデュー/ロランス・マスリア/ベルナール・ヴェルレー/ジャン・ルイ・ロカ

ストーリー
ある夫婦を主人公とした物語で、神の降臨がテーマ。神と肉体関係を持ったその人妻の告白や、周辺の人々が彼ら夫婦の所在を説明、それと、彼らを物語の劇中人物として動向を追う語り部役の語りが入る。全篇に哲学的・神学的な引用がセリフとキャプションによって散りばめられる。静止した人物が動き出すなど、実験的手法多々。

 
 

評価
コメント
6
邪道を承知で巻き戻しつつ鑑賞。時間軸が掴みづらい上に、「映画言語の限界か」などと、メタ的セリフが入ったりと、彼の文法を受け入れないとキツい。そのクセ飽きるわけでも腹が立つ訳でもないけど。それにしても、あのペダンチックな「文章の数々」(映画なのに!)を逐一説明してくれる弁士さんが欲しい、と思いつつ再見を誓う。

雑記:

  1. ギリシア神話をモチーフにしたジャン・ジドローの戯曲「アンフィトリオン」に着想を得た。その中で人妻と関係を持つゼウス神が登場
  2. カンヌ映画祭審査員グランプリ
  3. 「神」の潰れた声色はマイクをのどぼとけにつけて発声したゴダール自身

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