ペーパー・ムーン

原題:
Paper Moon (張りぼての月)
年度:
1973
製作国:
アメリカ
配給:
CIC
監督:
ピーター・ボグダノビッチ
キャスト:
ライアン・オニール/テータム・オニール/マデリーン・カーン/ランディ・クエイド
ストーリー
1935年のカンザス。母親を亡くした9歳のアディは、母の愛人で、未亡人に聖書を売る詐欺師モーゼに連れられミズーリの親戚宅まで行くことになった。モーゼとモーゼ以上にしたたかな少女アディの「実の親子かも知れない」珍道中。酒の密売人を出し抜いて大金を手にするがバレてピンチ!

 

評価
コメント
8
シャープの効いたモノクロがいい味出してる。「可愛い」だけじゃないT・オニールの既に貫禄ある演技。あとでじわじわくる佳作。張りぼての月は本物に。こだわりの長回しが随所にあるがカメラワークが良い意味で気にならない。「大人と子供の淡い愛情モノ」に分類されるのだろうか。(子供のタバコに眉をひそめないタイプなら)プレゼントしたくなる映画。

雑記:

  1. T・オニールは本作でアカデミー助演女優賞(10歳)。2010年時点でいまだオスカー受賞の最年少記録。
  2. ほとんどのシーンに登場する役者(T・オニール)が「助演」なのは珍しい
  3. コントラストの強いモノクロ映像は監督と仲が良かったオーソン・ウェルズのアドバイス。
  4. 原作「Addie Play」は人気小説だったが監督が歌曲から着想を得て「ペーパー・ムーン」に。それに太鼓判を押したのもウェルズ。
  5. T・オニールが吸っているタバコはレタスでできたノーニコチンもの。
  6. ドライブ中にふたりが喧嘩になる長いシーンは、39テイク。

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