| 原題: Suddenly (サドンリー:「突然」) 年度: 1954 製作国: アメリカ 配給: UA/松竹 監督: ルイス・アレン キャスト: フランク・シナトラ/スターリング・ヘイドン/ジェームズ・グリーソン/ナンシー・ゲイツ |
| アメリカ中西部の小さな町サドンリー。急遽大統領がお忍びでやってきて釣りに興じるのだという。警備体制が極秘裏に進められるなか、到着する駅を見下ろす高台の家にFBIを名乗る3人組がやってくるが彼らこそが狙撃手。リーダー格ジョンは戦争経験を経てその冷徹な殺しを誇示する。囚われた家族と保安官は犯人との会話の中に突破口を見出そうとする。 |
| きっちり伏線を回収する原点のような脚本。日本の占領と朝鮮戦争を終えた直後で戦争の悲劇が市井に広まった頃のアメリカ社会で、銃や戦争に正面から向き合う映画。「大統領も50万ドルにしか思えない。大統領を殺す意味がわからん」と嘯くシナトラは本質を突いている。その意味で「歴史的に」重要な作品だと思う。 |
雑記:
- 後にデジタルリマスターでカラー化されたバージョンも登場。F・シナトラの目がブラウンになっていて論争に。
- 後のケネディ暗殺事件(63)に影響を与えた可能性がある。オズワルドが少年期を育ったニューオーリンズでちょうどロングラン。また、暗殺前年にはTVでも放映。
- F・シナトラにとっては53年「地上より永遠に」から大スターへのステップになる重要な作品。