| 原題: Slumdog Millionaire (スラムの野良犬の億万長者) 年度: 2008 製作国: イギリス 配給: ギャガ 監督: ダニー・ボイル キャスト: デブ・パテル/フリーダ・ピント/マドゥル・ミッタル/アニル・カプール/イルファン・カーン |
| 4択クイズに順次答えて賞金を吊り上げる生放送のTVクイズ番組で、ムンバイのスラム出身で無学のジャマールが1000万ルピーまで到達。最後の1問を翌日に残したところで不正を疑われて逮捕される。警察にジャマールが語るスラム上がりの過酷な半生。運命に翻弄され家を追われたジャマール兄弟は、ある日富豪のママンに拾われる。 |
| 伏線の使い方が秀逸。良質な演出の「型」を持つD・ボイルらしさが今回も光る。ストーリーは単純だけど、映像と編集のセンスがさすがです。ボンベイからムンバイへの変質を少年から青年へのしたたかな成長譚と重ね、(西欧人と違って)ミリオネアになりたくて出演してるわけじゃない、というチクリとしたメッセージも面白いね。みのを頭から追い払うのに苦労したw |
雑記:
- 原作はインドの外交官ビカス・スワラップの「ぼくと1ルピーの神様」
- 音楽はA.R.ラフマーン「ムトゥ踊るマハラジャ」
- ベンツがロゴを写さないように要望。スラムによるイメージダウンを気にして。
- D・ボイル監督とプロダクションは子役の3人が16才まで教育を受けられるよう基金と運転手を用意
- 冒頭、子どもたちが警察から逃げて屋根から飛び降りるシーンは自身の「トレインスポッティング」にも。
- 直DVDになる可能性もあった。
- 米アカデミー、ゴールデングローブ、英国アカデミーで作品・監督・脚本の3賞を受賞したのは「シンドラー」以来。
- 主要シーンをデジタルで撮影してアカデミー撮影賞を受賞した最初の作品