| 原題: Man Who Wasn’t There, The (その場に居なかった男) 年度: 2001 製作国: アメリカ 配給: アスミック・エース 監督: ジョエル・コーエン キャスト: ビリー・ボブ・ソーントン/フランシス・マクドーマンド/ジェームズ・ガンドルフィーニ/スカーレット・ヨハンセン/トニー・シャローブ |
| 戦後のサンタローザ。義兄の床屋で淡々と髪を切る寡黙な理髪師エド。社会に溶け込むことが苦手な彼はある客が口にした新事業の話にふと興味を持ち、妻の浮気相手の百貨店長を強請り資金を得る。これで未来が変わると考えたのも束の間、運命は少しずつ悪い方向へ。しかしエドは紫煙をくゆらし続けあくまで客観的に周りを見つめる。 |
| 格好良い!語り部も兼ねるB・B・ソーントンの渋過ぎる演技はもとより、ハイコントラストな白黒(面会室の照明や浴室のシルエット)やコーエンらしい練られた脚本。映像にマッチしたベートーベンソナタ。なにか床屋らしいアイテムなり粋なセリフ(「髪は何故伸びる」が惜しい)が欲しかった気もするけど。ロズウェル事件にはヤられた。 |
雑記:
- 3年かけたとは云え、G・クルーニーのスケジュールが急遽空き、「オー・ブラザー!」(01)の撮影に入った為
- カラー撮影後白黒プリント加工。しかしカラー版フィルムもミスで出回った
- カリフォルニア州の死刑で電気イスはかつてない
- カンヌ最優秀監督賞