原題:
Apocalypse Now Redux (現代の黙示録・復刻版)
年度:
1979
製作国:
アメリカ
配給:
日本ヘラルド
監督:
フランシス・フォード・コッポラ
キャスト:
マーロン・ブランド/マーティン・シーン/ロバート・デュヴァル |
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| ストーリー |
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ヴェトナム戦線で特殊任務に当たるウィラード大尉。カンボジア国境付近に派遣され、現在現地の部族を従え正気を失ったというカーツ大佐の暗殺任務。その「王国」を目指し部下と共にナング河を上る道中で、駐屯する米兵や同盟国兵による戦下の歪んだ生活を目の当たりにする。やがて密林のカーツの王国へ。。 |
| 評価 |
コメント |
| 9 |
オリジナルを観てから随分経つけど、こんなに良い映画だったとは。とにかくストラーロの映像は素晴らしい(夕陽/川/ヘリコプターなど)。そして戦場禁断症状で狂いかけ戦場に出て狂う、という大枠の中の、脇も含めて人物描写が巧い!サーフィンのくだり/ボイスメッセージのくだり/M・ブランド相変わらずすごい。 |
雑記:
1. オリジナル(147min.)より53min.長い
2. アカデミー撮影賞(V・ストラーロ)/音響賞、カンヌグランプリ、国際批評家連盟賞
3. H・フォードが上官役で長編デビュー
海外タイトル:
Wonderful Adventure of Nils, The (ニルスの素敵な冒険)
年度:
1982
製作国:
日本
配給:
東京国際映画祭
監督:
鳥海永行
キャスト:
小山茉美/安原義人/山崎唯/寺島信子 |
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| ストーリー |
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北欧の牧歌的農村。わんぱく少年ニルスは家畜の動物を追いかけて遊ぶ。ある日木箱の妖精を怒らせ魔法をかけられ、ハムスターのキャロットとともにミニチュアサイズに。ガチョウのモルテンが雁の群れを追いかけて、鳥たちの故郷ラプランドを目指す旅にお供する。ニルスは道中、協調性や友情を学ぶ。 |
| 評価 |
コメント |
| 5 |
懐かしがって楽しむ映画なのになにせTVシリーズは未見。というわけで映画として評価することに抵抗アリ。でも、最初と最後にコアなストーリーを置き、中間は主人公の成長譚というのは言わば「銀河鉄道999」と同じ。怒らせた妖精に依らないで魔法が解けるところがやや深い。が、ドラえもんのような完成度低い。 |
雑記:
1. 原作セルマ・ラーゲルリョーブは、女性初(かつスウェーデン初)のノーベル文学賞受賞者。70年前に日本に紹介されたときのタイトルは「飛行一寸法師」。現在の20クローネ札は表がセルマで裏はニルス
2. 日本でNHKがアニメシリーズ化。全58話中18話の演出は押井守
原題:
Book of Life, The (命の書)
年度:
1998
製作国:
アメリカ
配給:
アップリンク
監督:
ハル・ハートリー
キャスト:
マーティン・ドノヴァン/P・J・ハーヴェイ/アン・コーレ/二階堂美穂 |
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| ストーリー |
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1999 年12月31日のNY。終末論者が巷にあふれるこの街に人の姿を借りたイエスその人が降り立った。ヨハネ黙示録の七つの封印の預言を実行し、人類を選別すべきかどうか苦悩する。契約履行を迫る弁護士に追い立てられ、サタンには付け込まれる。一方ある無神論者は純真な恋人の魂をサタンに売る。 |
| 評価 |
コメント |
| 9 |
斬新なテーマと、ヴィジュアル。一目惚れした。イエスを現代に具現化させるだけなら陳腐だったが、ラストのイエスの自虐的な独白で引き締まった。昨今の不穏なNYと世界が、実際の黙示録に重なるから尚更だ。この手の映画は丁寧に作らないと、素人くさくなるところ。イエスがマック(「PowerBook」)というのも良いね。 |
雑記:
1. カフェを切り盛りする純真な日本人イーディ役の二階堂美穂は監督の妻
2. マグダレナ役P・J・ハーヴェイは90年代オルタナティヴのディーヴァ。この映画の音楽も
3. イエス役M・ドノヴァンはH・ハートリー映画常連
原題:
O Brother, Where Art Thou? (兄弟よ、汝何処に在りしか)
年度:
2000
製作国:
アメリカ
配給:
ギャガ
監督:
ジョエル・コーエン
キャスト:
ジョージ・クルーニー/ジョン・タトゥーロ/ティム・ブレイク・ネルソン/ホリー・ハンター/ジョン・グッドマン |
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| ストーリー |
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20世紀初頭のミシシッピ。野外刑役から抜け出した囚人トリオ。リーダー格のエヴァレットがダム建設予定地に隠した大金を目指して珍道中。彼らを執拗に追う司直から逃げつつ、川の乙女に誑かされ、聖書売りを名乗る商人に騙されたり。。折りしも知事選の真っ最中。両候補のおかしな戦いに巻き込まれ。 |
| 評価 |
コメント |
| 8 |
脱獄囚トリオでしかも恐慌時代の南部。なんてそれだけでコメディっ気たっぷり。コーエンらしい一風変わったキッチュな要素の数々(ポマード、盲目、聖書、カントリー音楽、KKK。。。)とストーリーテリングのお手本のような巧い伏線の張り方を高く評価。センスの良い勉強家は斯くあれかし。それだけに印象薄いのも認めるけどさ。 |
雑記:
1. ホメロス「オデュッセイア」からの借用:片目のダン(燃える十字架に焼かれるサイクロプス)、川の三人娘(妖精セイレーン)、仲間が動物に変身、バプティストたち(ロトパゴス)、家に別の男、老人に身をやつす
2. キレやすい銀行強盗ジョージは実在のモデルあり
原題:
Score, The (大きな盗み)
年度:
2001
製作国:
アメリカ
配給:
日本ヘラルド
監督:
フランク・オズ
キャスト:
ロバート・デニーロ/エドワード・ノートン/マーロン・ブランド/アンジェラ・バセット |
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| ストーリー |
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モントリオール。ジャズクラブを経営しながら裏では金庫破りを得意とする泥棒ニック。引退を考えていた彼だが、旧知の老仲買人からドデカい「ヤマ」を紹介される。狙うはカナダ税関に保管されている仏王家の由緒正しい黄金の「笏」。初め固持するニックだが、税関の清掃員に成りすまし内情を知るジャックに会い、引き受ける。 |
| 評価 |
コメント |
| 6 |
三世代が見所らしいが、完全にデニーロの映画だ。M・ブランドは意味ないし、E・ノートンもややあざとい感じ。欲を言えば脚本にあとひとひねりが欲しくて、なんだか物足りなかったけど、泥棒描写はそれなりに息を呑む。そしてCGやらSFX使ってないのはコダワリとして十分評価。 |
雑記:
1. 監督F・オズは「スターウォーズ」のヨーダ役で、監督としては「イン&アウト」(97)など
2. ジャズの重鎮モーズ・アリソンやカサンドラ・ウィルソンらの実演も
原題:
21 (21)
年度:
2008
製作国:
アメリカ
配給:
ソニー・ピクチャーズ
監督:
ロバート・ルケティック
キャスト:
ジム・スタージェス/ケイト・ボスワース/ローレンス・フィッシュバーン/ケヴィン・スペイシー/アーロン・ヨー |
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| ストーリー |
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マサチューセッツ工科大の学生ベン・キャンベル。幼少のころからの夢である医者になる為ハーバード医科大への転入を目指すが、学費が高すぎる。奨学生の応募で「光る何かがない」と落とされた彼の前に現れた数学教授ミッキー。彼は、ラスベガスのブラックジャックで一攫千金を目指す組織化された頭脳集団を率いていた。。。 |
| 評価 |
コメント |
| 6 |
ストーリーに無理がない(というかフラグだらけ)なので、ゆったり楽しめた感じ。カウンティングのテクニックの理論的裏づけに知的好奇心が刺激された。L・フィッシュバーンがハマリ役。しかしどうにも解せないんだけど、この手の映画でヒロインって必要なんだろうか。ハリウッド的なドラマツルギーにもさすがに飽きてきたよ。。 |
雑記:
1. 原作:ベン・メズリックのベストセラー・ノンフィクション「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」
2. 実話に基づく話。本物のベン・キャンベルが、カジノのディーラー役でチョイ出演。
3. MITでの撮影許可が下りなかった為、ボストン大学で代用。エクストラもボストン学生から大量に。
原題:
Billy Elliot (ビリー・エリオット)
年度:
2000
製作国:
イギリス
配給:
ワーナー
監督:
スティーヴン・ダルドリー
キャスト:
ジュリー・ウォルターズ/ジェイミー・ベル/ゲイリー・ルイス/ジェイミー・ドラヴェン |
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| ストーリー |
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80年代の英ダーハム郡。炭鉱組合ストが泥沼化する中、組合員の父と兄を持つ少年ビリーは、ある日ふとしたきっかでバレエをかじり、踊りの虜に。厳格な父に猛反対されるも、ビリーの才能を見たバレエ教師によって練習を重ねる。ひたむきな姿勢は父の心を打ち、、ロンドン王立バレエ学校のオーディションに。。 |
| 評価 |
コメント |
| 8 |
オヤジ!あんた巧すぎるぜ!最近日本に入ってくる英国映画は何故か炭鉱モノが多く、どれも秀逸。主要キャラたち(ビリー/ オヤジ/先生/兄)の描かれ方がとても素晴らしい。タップを入れた独特な踊りと選曲。ビリーの表情。スト破りのリアル。ゲイへの軽い笑い。ラストシーンはストーリーがひきしまるのでアリ。 |
雑記:
1. 主役J・ベルは6000人オーディション。6歳の時からタップダンス
2. 少年ビリーは青い目。青年ビリーは茶色の目。ただ、そういうこともあるらしい
原題:
Miss Congeniality (ミス・「イイ奴」)
年度:
2000
製作国:
アメリカ
配給:
ワーナー
監督:
ドナルド・ペトリー
キャスト:
サンドラ・ブロック/ベンジャミン・ブラット/マイケル・ケイン/キャンディス・バーゲン |
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| ストーリー |
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男勝りで色気ゼロのFBI女性捜査官グレーシーは、判断ミスで同僚に怪我を負わせてしまう。折りしも連続爆弾魔の次の予告標的がミスUSAコンテスト会場と判り、グレーシーは請われて州代表としての潜入捜査を引き受ける。カリスマ美容コンサルタントの助けを借り、見違えるような美人に大変身。。。 |
| 評価 |
コメント |
| 7 |
プロットの強引さはこの際気にしないとして、S・ブロックによく云われている「自然体の良さ」が初めて理解できた。気に入ったのは:外見ハデにしても中身と笑い方は変わらず/行儀の悪いグラスの縁なぞりがサルティンバンコ的特技に etc。。ただ個人的にはS・ブロックには無理があるような気が。。。 |
雑記:
1. 相棒役B・ブラットは「デモリション・マン」(93)「レッド・プラネット」(00)など
2. 監督D・ペトリー「ミスティック・ピザ」(91)など
3. 落ちぶれたカリスマ美容師役M・ケインは「ハンナとその姉妹」(87)「サイダー・ハウス・ルール」(00)で二度のアカデミー助演男優賞
原題:
Final Fantasy: The Spirits Within (究極のファンタジー:身中の精神体)
年度:
2001
製作国:
アメリカ/日本
配給:
ギャガ/ヒューマックス
監督:
坂口博信
キャスト:
ミン・ナ/アレック・ボールドウィン/スティーヴ・ブシェミ/ヴィング・レイムズ/ドナルド・サザーランド |
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| ストーリー |
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オールCGの意欲作。未来。廃墟と化した地球に巣食う生命体「ファントム」打倒に向け、意見が割れていた。波動砲「ゼウス」を地球内部に打ち込み根絶させる方法と、シド博士の唱える、地球=生命体「ガイア説」に基づく、8つの精神体の融合という方法。自らもファントムに憑依されたアキは、地表に残る生命体を探す。 |
| 評価 |
コメント |
| 6 |
冒頭2ページ分の時代背景世界情勢をしっかり読んで理解しないと、話はさっぱりわからないんだろうな。ともかくプロットは自慰そのもの。その代わりCGのリアルさには度肝を抜かれた。特に人物!(発声時の口の動き!) CG特有のカメラワークが欲しかったが、映画の新しい可能性を数多く提示している点で評価。 |
雑記:
1. なんと製作費160億円
2. シド博士はゲームではおなじみ
3. 当初は、グレイが死ぬ際にアキが妊娠していることを告げる、という筋だったが、試写でボロクソに言われ急遽変えた
4. DVDリリースはプレステ2仕様アングル切り替え特別バージョンも予定
原題:
Swiri (Shuri=「シュリ」:ヒメウグイ)
年度:
1999
製作国:
韓国
配給:
シネカノン/アミューズ
監督:
Kang Je-kyu (姜帝圭)
キャスト:
ハン・ソッキュ/キム・ユンジン/チェ・ミンシク/ソン・ガンホ |
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| ストーリー |
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南北和解の気運が高まる20世紀末の韓国。特殊情報部隊OPのジョイウォンは、北朝鮮の凄腕の女工作員による韓国要人暗殺事件を捜査していた。北が狙うのは南が開発した最新兵器。兵器は奪われ、命を狙われた彼は、結婚目前の恋人を守ろうとする。やがて南北首脳が集まるサッカー親善試合で兵器がセットされる。 |
| 評価 |
コメント |
| 6 |
「ザ・ロック」南北朝鮮バージョンという感じ。南北の格差を前面に出して、兄弟同士でいがみ合っている空しさを軸に据えているのはそれなりに重い。が、ストーリーが陳腐。政治犯に北の現状を語らせて我々に少しは悩ませたいのだろうし、このパターンの恋人の苦悩もよく聞く話。音楽の使い方は巧い。H・ソッキュ格好いい? |
雑記:
1. タイトルは、朝鮮半島の澄んだ川に生息する魚の名前
2. 韓国で「シュリ・シンドローム」現象
3. 東京国際映画祭特別招待作品
4. 監督(脚本も)カン・ジェギュは「銀杏の木の寝台」など
5. 本作で99年大鐘賞(「韓国のアカデミー賞」)
6. 「シリー」の方が発音近い