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20世紀少年 第2章/最後の希望

海外タイトル:
20th Century Boys: Chapter Two – The Last Hope (国際=20センチュリー・ボーイズ: 第2章-最後の希望)
年度:
2009
製作国:
日本
配給:
東宝
監督:
堤幸彦

キャスト:
豊川悦司/常盤貴子/平愛梨/香川照之/ユースケ・サンタマリア/藤木直人/石塚英彦/宇梶剛士/小日向文世/佐々木蔵之介/森山未來/古田新太/小池栄子/木南晴夏/ARATA/前田健/荒木宏文/六平直政/佐藤二朗/片瀬那奈

シリーズ:
1/2/3

ストーリー
浦沢直樹の人気漫画のアニメ映画化第2章。「血のおおみそか」事件を機に世界の頂点に登りつめ崇められる「ともだち」。事件の首謀者とされた遠藤ケンジは行方をくらませたが、その姪カンナは高校生に成長し、ともだちの欺瞞を暴きたい。一方かつての幼馴染のオッチョ、ユキジ、ヨシツネたちは、発見された「しんよげんの書」の実現を阻もうとする。

 
 

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4
「原作といかにそっくりか」を楽しむ以外の楽しみ方ができなかった。原作を知らないで鑑賞すれば、恐らく宗教への偏見に満ちた駄作、と斬っていたと思う。ローマ法王までもがともだちの死を悼むなど荒唐無稽以外の何者でもないと思ってしまった。とは言え、エンタテイメント作品としては愉しめる。金もそれなりにかけていて飽きさせない。でも、それだけ。

雑記:

  1. TV放送時には映画版になかったシーン(新たに撮影)がある。
  2. サダキヨ(ユースケ・サンタマリア)は本作のみ出演。

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

原題:
Pirates of the Caribbean: At World’s End (カリブ海の海賊:世界の果てにて)
年度:
2007
製作国:
アメリカ
配給:
ブエナビスタ
監督:
ゴア・バービンスキー
キャスト:
ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ジェフリー・ラッシュ/ジョナサン・プライス/ビル・ナイ/チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド

シリーズ:
1/2/3

ストーリー
「カリブの海賊」シリーズ第3弾(一応完結編)。死者の防人デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れた東インド会社のベケットは、商取引による世界制服を狙い海賊殲滅にかかる。復活したバルボッサを初めとした海賊たちは団結し、「難破船の島」に「9人の伝説の海賊」が招集。しかしその1人は生死不明のジャック・スパロウ。父を呪いから救おうとするウィルは引き続きブラックパール号に残る。

 

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4
ム・ムズカシイ。人物の性格描写が変わりすぎて混乱。CG描写が「激しすぎて」また混乱。前2作を大前提にしてしまっているのこの手のエンタメ作品としてはもったいない。この独特な世界観とJ・デップも良さが発揮できていない感じ。あんなアクションなしのチョウ・ユンファがあまりにも可哀相。一方最も輝いていたのはG・ラッシュ。

雑記:

  1. 続編2本は同時に撮影。
  2. 本編で最後のはずが、J・デップの要望で4作目決定
  3. 日没直前の「グリーンフラッシュ」は大気のゆらぎにより稀に起こる現象。見ると幸せに。
  4. 戦闘前に頭目同士で合うシーンは、セルジオ・レオーネ風イタリア・ウェスタンへのオマージュ
  5. 「海賊の評議会」は実際に存在していた

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

原題:
Pirates of the Caribbean: Dead Man’s Chest (カリブ海の海賊:死者の箱)
年度:
2006
製作国:
アメリカ
配給:
ブエナビスタ
監督:
ゴア・バービンスキー
キャスト:
ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ビル・ナイ/ステラン・スカルスガルド/ジャック・ダベンポート

シリーズ:
1/2/3

ストーリー
「カリブの海賊」シリーズ第2弾。ブラックパール号の船長の座を奪還したジャック・スパロウ。13年前に幽霊船のデイビー・ジョーンズと交わした「血の契約」の刻限が迫り、ジョーンズに契約履行を迫られる。一方、総督の娘エリザベスは鍛冶屋ウィルとの結婚手続きを進めていたが、ジャックを脱獄させた罪で投獄させられる。ジャックは自分の窮地から脱するため、ジョーンズの心臓が納められた箱を手に入れようとウィルに持ちかける。

 

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4
なんだか急に萎れた。個人的には前作の三枚目かつ孤高の存在だったジャック・スパロウの性格描写が好きだったのだが、今作では「MIB」並みのコメディアンになってしまった。それでも相変わらずのJ・デップの演技力と映像作りの素晴らしさ。尺が3割減くらいだったらもっとすっきり良い作品になったと思うのに。でも一応次作も観ないと、という気持ちにはさせる。

雑記:

  1. ディズニーのカンパニーロゴの直後にD・ジョーンズの心臓音
  2. ブラックパールとフライングダッチの2艙の舟は、実際に建造された
  3. ティア・ダルマ役のナオミ・ハリスは「マイアミ・バイス」(06)と同時期に撮影。その為彼女のシーンは全て週末にバハマで撮影。
  4. ウィルとジョーンズが戦ったサイコロのギャンブルは、「Liar’s Dice」(嘘つきのサイコロ)
  5. ウィルに剣術を習ったエリザベスが背後の敵を2刀流で倒すシーンがあるが、これはLOTRのレゴラス(O・ブルーム)と同じ。

タイムマシン

原題:
Time Machine, The (タイム・マシーン)
年度:
2002
製作国:
アメリカ
配給:
ワーナー
監督:
サイモン・ウェルズ
キャスト:
ガイ・ピアース/サマンサ・ムンバ/ジェレミー・アイアンズ/オーランド・ジョーンズ/マーク・アディ
ストーリー
1899年。数学者の青年アレクサンダーは、婚約当日に恋人を強盗に殺される。怒りに駆られ昼夜問わず研究に勤め、ついにタイム・マシンを完成させる。早速事件当日に戻り運命を変えようとするが失敗。過去は不変なのか。その謎を解く為、未来への旅を始める。辿り着いた80万年後の世界は、原始の地球のような光景だった。

 

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4
消化不良気味。オリジナルと比べるのは酷かなあ。伏線が巧くない。仕組みが分かりづらい(何故爆発?)。せっかく情緒たっぷりのレトロなマシンで珍しい手法のタイムトリップなのに、ストーリー面のセンスが感じられない。前半の恋人まわりの動機と後半の世界を建て直す使命感がリンクしていない。地底人のチャチさは健在で良かった。

雑記:

  1. CGはデジタル・ドメイン(「タイタニック」)とILMが担当
  2. S・ウェルズ監督は原作H・G・ウェルズの曾孫
  3.  

  4. 撮影最後の18日間はウェルズ監督が過労で倒れた為、ゴア・ヴァービンスキーが担当
  5. NYが流星群に破壊されるシーンもあったが、テロで削除

トゥームレイダー

原題:
Lara Croft: Tomb Raider (墓荒らしララ・クロフト)
年度:
2001
製作国:
アメリカ
配給:
東宝東和
監督:
サイモン・ウェスト
キャスト:
アンジェリーナ・ジョリー/ダニエル・クレイグ/レスリー・フィリップス/ジョン・ヴォイト/ノア・テイラー
ストーリー
美人で腕の立つ屈指の財宝探索家ララ・クロフト。ある日、20年前に失踪した父が遺した不思議な時計を発見する。その時計が、5000年に一度の惑星直列時に現れる時間支配の秘宝への鍵であり、秘密結社イルーミナティが捜し求めているものだった。古代の秘宝をめぐる対決。舞台はカンボジアの遺跡からシベリアの洞窟へ。

 

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4
ニーズのあるところ映画は必ず存在する、のがよく判る作品。いつでもどこでも(シベリアでも)薄着なA・ジョリーの役回りは、単なる需給の法則だから許す。でも古代のお宝捜しにスリルがなく参った。この手のオカルト題材は嫌いではないのに。主人公が動き回り次々と障害を抜け、「クリア」しました、って感じ。原作ゲームは面白そう。

雑記:

  1. A・ジョリーは実生活でもナイフを抱えて寝る
  2. ゲームの設定ではララのバストサイズは40DDだが、A・ジョリーは36C。映画ではパッドを入れて36Dにしている
  3. 主演が女優のアクション映画では興行1位。2位は「エイリアン」(86)
  4. A・ジョリーはスタント自演

友へ チング

原題:
Chingu (親旧=「長年の友」)
年度:
2001
製作国:
韓国
配給:
東宝東和/シネカノン
監督:
クァク・キョンテク (郭暻澤)
キャスト:
ユ・オソン/チャン・ドンゴン/ソ・テファ/チョン・ウンテク/キム・ボギョン
ストーリー
釜山の仲良し4人組。ヤクザの息子ジュンソク、葬式屋のドンス、それにジュンホとサンテク。海や街で思春期を共に駆け抜けた親友だが、中学・高校と次第に別々の人生を。青年ジュンソクはヤクザでのし上がり、ドンスは対立するヤクザの幹部。優等生のサンテクは留学を控えるが、親友の絆は長じてからも何ら変わるところはない。

 

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4
幼馴染みがそれぞれ別々の道を歩む、という至極当然のプロットを、義理を取るか組織を取るかの葛藤というこれまた見慣れた題材で味付け。隠し味で絡む女性。とまあ見所に欠ける映画だった。日本の仁侠映画に影響を受けた?と勘ぐってしまう。刀のモチーフ(引っ込み刀/刺身包丁/殺人指南など)は巧い。

雑記:

  1. 本国では「シュリ」や「JSA」をあっさり抜く記録的大ヒット
  2. 釜山では九州の地上波も受信でき、黄金バットなどはその為 
  3. ジュンソクがカラオケで歌う「マイ・ウェイ」はその後大ヒット

ダイナソー

原題:
Dinosaur (恐竜)
年度:
2000
製作国:
アメリカ
配給:
ブエナビスタ
監督:
ラルフ・ゾンダック/エリック・レイトン
キャスト:
D・B・スウィーニー/ジュリアナ・マーグリーズ/ジョーン・プロウライト/オシー・デイヴィス
ストーリー
白亜紀。卵の時に翼竜に運ばれキツネザルに育てられたイグアノドンのアラダー。身体の大きさは全然違うが、幸せに暮らしていた。ところがある日空から降ってきた巨大な石によって彼らは森を追われ、地上は砂漠と化す。やがて出会った恐竜たちの群れに加わり、困難な道の向こうにあるという「命の土地」を目指す。

 

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4
太古の地球の支配者たちの荘厳な世界のイメージは、喋り出した途端に萎えた。。。と云ったら野暮なんだろうな。対象年齢を意識したのか、白亜紀版「ニルスのふしぎな旅」だった。ベタベタな脚本がまた泣かせる。どうせなら冷徹非道な恐竜たちが主人公で、しかも絶滅して終り、とかね。実写を混ぜた映像は感動。すごい時代だ。

雑記:

  1. 背景部分はハワイやタヒチで撮影した実写
  2. キツネザルなど霊長類は恐竜と同時代に生きていない
  3. イグアノドンは本来クチバシだが、喋りに向かないので強引に唇に
  4. 緑の草原は恐竜絶滅後の新生代に生まれた

ランダム・ハーツ

原題:
Random Hearts (成り行きの気持ち)
年度:
1999
製作国:
アメリカ
配給:
ソニー
監督:
シドニー・ポラック
キャスト:
ハリソン・フォード/クリスティン・スコット・トーマス/チャールズ・S・ダットン/ボニー・ハント/ポール・ギルフォイル/シドニー・ポラック
ストーリー
ワシントンDC警察内務調査官ダッチの妻が、仕事でマイアミに飛ぶと言い残し飛行機事故に遭い死亡。下院議員ケイの夫との不倫旅行だった。妻の不貞の真実を掴もうと、ダッチは選挙戦中のケイを訪ねる。共にパートナーの裏切りに直面し、それぞれ苦難を受け止めるが、やがて二人は惹かれあうようになる。。。

 

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4
裏切りのテーマをもっと掘り下げればもっと面白くなったと思うけど、これでは何だか消化不良。共に配偶者に浮気されてしまった二人が結ばれるなんて、全くメロドラマそのまんま。人間不信や孤独感に深みがない。警察の内務調査官と資金繰りに苦労する下院議員という設定の特殊性もイマイチ意味不明。など、惜しいところたくさん。

雑記:

  1. 95年から米国では搭乗時にID提示が必要だが、ダッチの妻はどのように?
  2. 撮影フィリップ・ルースロ
  3. S・ポラック&H・フォードは、「推定無罪」(90:ポラックは製作)「サブリナ」(95)に続くコンビ

若き勇者たち

原題:
Red Dawn (赤い夜明け)
年度:
1984
製作国:
アメリカ
配給:
MGM/UA=CIC
監督:
ジョン・ミリアス
キャスト:
パトリック・スウェイジ/C・トーマス・ハウエル/リー・トンプソン/チャーリー・シーン
ストーリー
ソ連が台頭し、NATOが解散した近未来。孤立していたアメリカはある日ソ連・キューバ連合に遂に本土上陸される。青年ジェッドとその仲間達は団結してゲリラ隊「ウルヴェリン」を結成、数ヶ月間も山に籠りながら着々と反撃する。次々と勲を上げ全土に勇名を轟かせるが、形勢は徐々に不利に。祖国アメリカを守る抗戦は続く。

 

評価
コメント
4
何のことはない。本土を攻められたことのない米国が、社会主義国を仮想敵国と見做し、本土決戦の恐怖の中での勇気を描きナショナリズム高揚を促したプロバガンダ映画。。のように(今となっては)思う。その邪推を除けても、銃撃の反復が多く、印象が弱い。ゲリラの「勇者」達は、やたら強くて顔が綺麗。もう似非ヒロイズムはこりごり。

雑記:

  1. 公開数週間前に、マクドナルドで大量殺人事件があり、マックへトラックが突っ込むシーンがカット
  2. 当時、「最も暴力シーンが多い映画」としてギネスブック登録
  3. J・ミリアス監督:「ビッグ・ウェンズデー」(78)や「地獄の黙示録」(79)の脚本(共)

トータル・リコール

原題:
Total Recall (完全な記憶)
年度:
1990
製作国:
アメリカ
配給:
東宝東和
監督:
ポール・バーホーベン
キャスト:
アーノルド・シュワルツェネッガー/レイチェル・ティコティン/シャロン・ストーン/マイケル・アイアンサイド
ストーリー
太陽系を植民化している近未来。毎晩火星の悪夢にうなされる地球の労働者ダグは、仮想記憶を売るリコール社を訪れ、火星を疑似体験する。実際の火星では貴重な空気がコーヘイゲン長官らの権力に掌握されていた。ダグはやがて、かつて自分が長官を裏切った火星の反乱分子だったことを知る。

 

評価
コメント
4
期待の方向性が違うので野暮かも知れないけど、ゆっくりストーリーを噛み砕くヒマがないアクションの連続が大きくマイナス。でもどうせやるなら未来らしく、昔ながらの銃撃戦ではないものにすれば良いのに。視覚効果のみで売る映画は時代を経るとキツいものが。もしかして仮想記憶系映画の草分け?

雑記:

  1. 原作フィリップ・K・ディック「追憶売ります」
  2. アカデミー視覚効果賞
  3. 始めはD・クローネンバーグ監督の予定
  4. ダグがホテルで使う仮名ブルーベイカーは、火星ミッションを偽装する「カプリコン・1」(78)の艦長名
  5. 減圧死は風船破裂のようにはならず、窒息と血管破裂のみ