'2010′s' のアーカイブ

インセプション

原題:
Inception (発端)
年度:
2010
製作国:
アメリカ
配給:
ワーナー
監督:
クリストファー・ノーラン
キャスト:
レオナルド・ディカプリオ/渡辺謙/ジョセフ・ゴードン=レビット/マリオン・コティヤール/エレン・ペイジ/トム・ハーディ/ディリープ・ラオ/キリアン・マーフィ/トム・ベレンジャー
ストーリー
他人の夢すなわち潜在意識に潜入しアイデアを盗む産業スパイのスペシャリスト・コブは妻を殺した嫌疑で故郷に戻れない。巨大企業に君臨するサイトーから、アイデアを盗むのではなく植えつけることでライバル企業を潰滅させる依頼が舞い込む。コブは入念に計画を練りメンバーを集め、意識の深層まで降りていく。

 

評価
コメント
8
多層的な夢を扱う点とその直感的説明をうまく演出に組み込む脚本手腕が相変わらず巧い。矛盾も強引もなくCGは見事。ディカプリオやケン・ワタナベの存在感は圧倒的で是非オスカーを。ただ目新しさという点では「オープン・ユア・アイズ」や「マトリックス」を超えられないのでは。あと、集めたチームの個性が薄い気がしたのだけど・・・。

雑記:

  1. C・ノーラン監督のプロダクション「シンコピー」社のロゴも迷路をモチーフ
  2. アリアドネは、ミノタウルスの迷宮からテセウスを助けたギリシャ神話の女神に由来
  3. モル役のM・コティアールは「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」で主演。本作の重要な「音楽」はピアフのもの。
  4. 「モル」(Mal:マル)は、ラテン語で「悪」
  5. C・ノーラン監督の1作目「フォロウィング」の主人公も盗みが生業
  6. オスカーノミネートされたことのあるキャスト7人(T・ベレンジャー、L・ディカプリオ、P・ポスルスウェイト、渡辺、E・ペイジ、M・ケイン、M・コティアール)。うち受賞2人(ケイン&コティアール)。
  7. ロバート(ボビー)・フィッシャーとは言うまでもなくかつてのチェス世界チャンピオン
  8. 「ダークナイト」同様、C・ノーランは「second unit」を置かずにノーラン自ら撮影に立ち会っている

トイ・ストーリー3

原題:
Toy Story 3 (おもちゃの物語3)
年度:
2010
製作国:
アメリカ
配給:
ディズニー
監督:
リー・アンクリッチ
キャスト:
トム・ハンクス/ティム・アレン/ジョーン・キューザック/ネッド・ビーティ/ドン・リックルズ/マイケル・キートン

シリーズ:
1/2/3

ストーリー
人間が見てないところで意志をもったおもちゃたちの世界。シリーズ第3段。前作から10年後。カウボーイ人形のウッディやスペースレンジャーのバズは以前のようにアンディに遊んでもらおうと気を引くがアンディはもう大学生に。寄付された保育園では持ち主はいないが代々遊んでくれる子供たちが。アンディのもとに帰ろうとするウッディと残ろうとする他のおもちゃ。しかしこの保育園は大変なところだった。

 

評価
コメント
10
IMAX3D鑑賞。素晴らしい。回を重ねるごとに完成度高まる。おもちゃは歳を取れない、という前作の主要テーマをもう一回?と思ってたが、この見事な料理の仕方に驚く。ともかくいきいきとキャラが立ち、伏線回収と大団円に至る脚本がキレにキレる。スペイン語バズに吹いた。そしてもう一度観たい。3Dでなくてもいいかも。

雑記:

  1. スクリプトに2年半。総製作期間は4年。
  2. 出てくるキャラクターは302
  3. アンディの苗字は「デイヴィス」。一瞬登場する高校の成績表より。
  4. 字幕がついたピクサー映画は「Mr.インクレディブル」以来。

アイアンマン2

原題:
Iron Man 2 (アイアンマン2)
年度:
2010
製作国:
アメリカ
配給:
パラマウント
監督:
ジョン・ファブロー
キャスト:
ロバート・ダウニー・Jr./グウィネス・パルトロウ/ドン・チードル/ミッキー・ローク/スカーレット・ヨハンソン/サム・ロックウェル/サミュエル・L・ジャクソン

シリーズ:
1/2

ストーリー
自ら開発した装着型軍事兵器「アイアンマン」にて「軍事の民主化」を成し時代の寵児となったトニー・スターク。その続編。自己顕示欲旺盛なトニーは名を冠したイベントを開催し得意満面。最強兵器の独占状態を快く思わない保守派議員やライバルの軍事企業からは睨まれる。そんななか、父の恨みをスターク家に持つロシアの天才イワンも同等兵器を完成させようとしていた。

 

評価
コメント
7
吹替。2から。これはこれで面白い。ゴテゴテしたメカニックやわざとらしく近未来風なコンピュータインターフェース(スキャンすげえ)。ノリの軽い兵商S・ロックウェルの怪演ドハマリ過ぎ。アメコミの王道ひた走るストーリー。アンジーを目指したか、美しい武闘派S・ヨハンソンが大分食っててキャラ立ちおめでとう。1観ます。

雑記:

  1. 運転手はJ・ファブロー監督自身。結構活躍。
  2. コミックで有名な「アタッシェ収納スーツ」が登場
  3. イワン役のリサーチの為、M・ロークはモスクワの刑務所を訪問。スラブアクセントも学んだ。
  4. 「1」でローディー役だったテレンス・ハワードはD・チードルに交代。ハワードとマーベル間のトラブルが原因
  5. 「1」でトニー役の候補だったS・ロックウェルが本作でアンチヒーロー(武器商)として登場

アリス・イン・ワンダーランド

原題:
Alice in Wonderland (不思議の国のアリス)
年度:
2010
製作国:
アメリカ
配給:
ディズニー
監督:
ティム・バートン
キャスト:
ミア・ワシコウスカ/ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ヘレナ・ボナム・カーター/クリスピン・グローバー/マット・ルーカス/アラン・リックマン
ストーリー
ルイス・キャロルのアリスの映画化。かつての冒険をすっかり忘れた19歳のアリス。好きでもない貴族に求婚され困惑していると洋服を着た兎が手招き。追って穴に落ちる。そこは赤の女王が支配する「アンダーランド」。どうやらアリスは伝説の預言書で予言された救世主らしい。女王に捕まったハッターを救出するべくアリスは未来を自ら切り開く。

 

評価
コメント
7
2D映画館鑑賞。原作がアレなだけにかえってT・バートンらしさが薄まると思いきや全然T・バートンだった。L・キャロル世界にはしっくりハマってる。ただ異形偏愛というか「ヘンだから良い」みたいなスタンスが感じられなかったのが残念。J・デップより女優3人(アリスと赤白女王)が遥かに良い。チェシャ猫がキュートで魅力的。

雑記:

  1. A・セイフライドやL・ローハンを押しのけて新人M・ワシコウスカがアリス役ゲット
  2. T・バートン映画の出演。J・デップ7度目。H・B・カーナー6度目。
  3. リードシングルはアヴリル・ラヴィーン「アリス」

タイタンの戦い

原題:
Clash of the Titans (タイタンの戦い)
年度:
2010
製作国:
アメリカ
配給:
ワーナー
監督:
ルイ・レテリエ
キャスト:
サム・ワーシントン/リーアム・ニーソン/レイフ・ファインズ/ジェマ・アータートン/マッツ・ミケルセン/ジェイソン・フレミング/アレクサ・ダバロス/リーアム・カニンガム
ストーリー
ギリシャの神々の物語。創造神ゼウスが人間の女に産ませた子供ペルセウスは、数奇な運命で生き延び人間として成長。一方、神々の権力争いに倦み反旗を翻したアルゴス族は神の反感を買い、そのあおりでペルセウスの家族も殺される。ペルセウスは仇敵ハデスを討つ為アルゴスに加わり、ハデスの遣わす怪物クラーケンを打倒せんとする。

 

評価
コメント
6
2D劇場鑑賞。3D過渡期だからかやたらと3Dを強調したシーンが目立った。めまぐるしく登場する「ゲームのキャラや敵たち」の説明足りないのでは(FFとは特に似てる)。神話の大胆な解釈、というわけでもなく割と忠実だけど、その分予習がいるかも。ボスキャラたちはどれも造形好きだけど、クラーケンだけイマイチ。

雑記:

  1. 1981年に製作された同名映画のリメイク
  2. 神々の鎧はL・レテリエの「聖闘士星矢」へのリスペクト。車田正美のイメージポスターも制作
  3. 2Dでの撮影終了後に3D変換。その為3Dが不自然、との評も。
  4. アイオはペルセウスの曽々々々々々々祖母であると同時に父ゼウスの前妻